薄毛は男性ホルモンがちょくせつ悪さをするわけではないですが、
還元酵素の働きで、髪の成長をとめてしまうDHT(ジヒドロテストステロン)に
変換されてしまうため、
薄毛にとっては少し厄介者ですね。
薄毛にとっては少し厄介者ですね。
薄毛、ハゲは遺伝的な要因が大きいので、還元酵素の量や感受性が遺伝してしまい、
血液中の男性ホルモンの濃度が高くなれば、他の人より毛根でDHTが増えてしまう。
遺伝するのはこれ
脱毛に働いてしまうDHTを抑制するには、過剰な男性ホルモンは避けることが賢明。
【スポンサードリンク】
1.運動で男性ホルモンが減る
「運動で筋肉が刺激されると大量のテストステロンが分泌され、筋肉に運ばれる。筋肉細胞のアンドロゲン・レセプター(男性ホルモン受容体)にテストステロンがくっつくと、細胞分裂を促進して筋肉を増やし、使われたテストステロンは消えてなくなる」
実際、フルマラソンのような激しい運動をした直後には、血液中のテストステロン量がガクッと下がることが確認されている。
引用元:日経トレンディネット
男性ホルモンTH(テストステロン)は、筋肉や骨を形成する
必要なホルモンなので、運動すると一時的に男性ホルモンが増加します。
しかし、運動することにより筋肉が増強するために、
男性ホルモンが必要となり消費されるため、血液中の男性ホルモンの濃度が下がる。
つまり、定期的に運動すれば血液中の男性ホルモンが消費されるので、
毛根でDHTに変換される量が減り、脱毛が進まなくなる。
2.運動で男性ホルモンが減る
運動で男性ホルモンが減るにはもう一つ理由があり、
SHBG(性ホルモン結合タンパク)という物質が関係しています。
SHBGは男性ホルモンの一部と結びつくので、SHBGが増えれば
血液中の過剰な男性ホルモンが減少する。
運動することにより、糖分がエネルギーに変わり血液中の血糖値が下がると、
糖尿病でお馴染みのインスリンの量が減ります。
インスリンが減るとSHBGは増えるという特性があり、
運動で糖分をたくさん消費すれば、SHBGが過剰な男性ホルモンと
結びついてくれるので、脱毛の元凶ホルモンDHTの抑制に繋がります。
3.食事で男性ホルモンが減る!
男性ホルモンはコレステロールが原料となるので、
高コレステロールの食べ物を控えれば、物理的に男性ホルモンが多くなり過ぎない。
間違ってはいけないのは、高コレステロールの食べ物が悪いわけではなく、
偏った食生活が悪い。バランスのとれた食事を心がけることが大切です。
男性ホルモンやコレステロールは、健康な体を保つために必要なものですから、
過剰が脱毛に繋がるので、とり過ぎているならば改める必要があるということ。
また、大豆食品には女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをする
大豆イソフラボンが含まれており、ホルモンバランスを整える働きがある。
ですから、大豆食品をうまく食事にとり入れることで、
過剰な男性ホルモンを抑制してくれます。
最後に!
脱毛の元凶は、男性ホルモンが変化したDHT(ジヒドロテストステロン)なので、
男性ホルモンを減らせば育毛に直結するわけではないですが、
過剰を招かない自然な対策が大事ですね。
個人的にも、ライフスタイルにウォーキングをとり入れていることで、
育毛がうまくいっているように思います。
とくに寒い冬場は血行が悪くなり代謝も落ちるので、
育毛にプラスとなることを考えるより、マイナスにならないことを
心がけることが大切です。
関連記事