参照元:トリップアドバイザー
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日本の成人男性薄毛率は、2004年の株式会社アデランスによる調査では
世界で14位。
1982年に行った同様の調査では、日本の薄毛率は15.60%だったのに対し、
2004年には26.05%。薄毛率が22年間で約1.6倍もアップ。
世界トップのチェコは日本の約1.6倍の42.79%ですから、この調子で
日本の薄毛率が上昇していけば、2026年に並んでしまいますね。
怖い話です。そうはならないと信じたいですが、
薄毛率の高いチェコ・スペイン・ドイツのトップ3の食習慣について
まとめてみました。
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なぜチェコにハゲが多いのかといえば、食生活が大きく関わっている
といわれています。
チェコでは、野菜の摂取量がきわめて少なく肉中心の食事。濃い味付けを
好むこともあり、ドロドロとした塩辛いソースが主体となった料理です。
そのうえチェコ料理の基本的な味付けにラードが使われるため、
高塩分・高脂肪となり、薄毛率を高めています。
さらに世界一ビールを飲む国民はチェコ。1人当たり年間約149リットルも
飲まれているという調査結果もあります。
なんとチェコでは水よりビールのほうが安い。ミネラルウォーターが500mlで
約155円なのに対し、ビールは568mlで約140円。
必然的にビールを飲む機会が多くなり、味付けもビールに合う濃いものを
好んでしまい、さらにビールが進む。過剰飲酒→高塩分・高脂肪→ ……。
健康に悪い負のスパイラルで、薄毛に拍車をかけていることが
薄毛率世界一の要因のようです。
スペインの薄毛率は42.6%でチェコとほぼ同確率。なんとスペインでは、
1日5食が普通なのだそうです。
・デサジューノ…朝食はビスケットやチューロ(長い揚げパン)とともに、
ミルクたっぷりのカフェオレやホットチョコレートで軽めですが、
かなりの高カロリー。
・オンセ…昼食前の11時頃に間食。生ハムやベーコン、サラミをたっぷり
挟んだスペイン版のボカディージョというサンドイッチを食べます。
・コミーダ…スペインのメインの食事は14時頃からの昼食。2時間ほどかけて
ワインを飲みながらゆっくり食事をします。
・メリエンダ…18時頃に夕食ではなく、午後のおやつの時間。バル
(居酒屋兼軽食堂)でタパスをつまみながらワインなどを楽しみます。
・セナ…21時頃からが夕食。軽いもので済ませることがほとんどですが、
肉料理を食べる人もいるようです。
たまにならいいですが、1日中食べっぱなし、飲みっぱなしのようにも
思えるスペインの食習慣。食するものも、高塩分・高脂肪のものばかり。
チェコ同様に、食生活が薄毛率を上げているのは間違いないことでしょう。
薄毛率3位のドイツ
ドイツ人の薄毛率は41.2%で3位ですが、肥満率ではEU加盟国の中でトップ。
ドイツの成人男性は4人に3人が肥満といわれているくらいですから、
肥満となる食生活が薄毛率を高めています。
ドイツといえば、ビールを愛する国というイメージがありますが、
ビールだけが原因ではなく、一緒につい食べたくなってしまう
塩辛くて油っぽいものが原因。
さらにドイツ人はチョコレートバーを好むようで、年間の砂糖消費量は
日本の2倍。砂糖を多く摂取すれば、髪に必要不可欠な栄養素を
奪ってしまいます。
詳しくはコチラ⇒スイーツ好きは薄毛率UP?白砂糖が育毛に大切な栄養を奪う!
また、肥満も薄毛率を高めます。
詳しくはコチラ⇒肥満と薄毛の関係!
薄毛大国に共通する要因!
お酒や肉料理、適量なら健康にも良い影響をもたらしますが、
過剰摂取はなにも良いことがないですね。
・肥満に繋がる食生活
濃い味付けや油物によって、頭皮の皮脂分泌が盛んになり毛穴を詰まらせる。
さらに血液もドロドロとなり、血行不良で薄毛。
・肝臓に負担をかける食生活
アルコールの過剰摂取が肝臓に負担をかけて、髪の材料となるタンパク質の
生成に障害がでる。
・睡眠に悪影響
アルコールは3時間後にアルデヒドという害のあるものに変わるため、
眠る直前までお酒を飲んでいると、髪が成長するゴールデンタイムに
悪影響をもたらす。
最後に!
欧米化した日本の食生活、それが原因でアジアではトップの薄毛大国に
なりつつあります。
いちばん薄毛率の低い中国と比較すれば、やはり食生活と薄毛には
大きな因果関係があるようです。
フサフサな髪を生やすためには、まず悪しき食生活は最低限改善して