コラーゲンと育毛の関係!?


コラーゲンと育毛の関係!?

美容に良いことで知られているコラーゲンには育毛効果があるのでしょうか?
コラーゲンは40歳を過ぎたあたりから、加齢とともに減少します。

薄毛が気になりだすのも40歳を過ぎたあたりから…
という方が多いのではないでしょうか。

細胞をつなぎ止める働きがあるコラーゲンは、肌に潤いやハリ、
弾力を与えて、シミやシワを防いでくれます。


つまり体を若返らせてくれる作用があるので、育毛にも何らかの
良い効果があるのではないでしょうか。

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コラーゲンとは?


コラーゲンは全ての動物に存在するタンパク質の一つで、
あらゆる臓器にもコラーゲンが含まれています。

人間の体の約20%がタンパク質で構成され、その3分の1をコラーゲンが占めています。

コラーゲンをたくさん含んでいる臓器は、皮膚・骨・軟骨・腱・血管壁などで、
主にそれらの細胞を繋ぎ止める働きをしています。



コラーゲンの育毛効果 !


アメリカで行った実験では、51人を対象に114gのコラーゲンを2ヶ月間飲ませたところ、 
髪の太さが約10%太くなった。

その後、コラーゲンの摂取を止めたら、髪は元の太さに戻った。

という結果が出たそうです。

また美容や健康目的で、積極的にコラーゲンをとるようにしたら、 
髪の毛にハリやツヤが出たという話は、週刊誌でもよく見かけます。

皮膚の真皮は70%がコラーゲン、頭皮も皮膚ですから、コラーゲンを
摂取することで、頭皮の老化防止に役立ちます。

コラーゲンには、抜け毛を防ぐ効果がありそうです。



コラーゲンを多く含む食品


・牛すじ

・うなぎ

・豚足

・フカヒレ

・スッポン

・手羽先

・鶏肉の軟骨と皮

魚の皮など


コラーゲンの摂取量


コラーゲンは1日に310g摂取が望ましいとされています。

ですが、一日に5g食事からコラーゲンを摂取しようとすると、
カロリーが一日の成人必要カロリーを大きく超えるともいわれています。

特に育毛・美容目的でコラーゲンを多く摂ろうと思うと、
しっかりカロリー計算をしなければ体に悪いですから、
現実的にはサプリメントに頼らないとコラーゲンを多く摂るのは難しいのでは…



効果的にコラーゲンを合成するには?


コラーゲンを摂取すると、胃で消化されアミノ酸に分解されます。

その後、体内でコラーゲンが合成されるため、
摂取したコラーゲンがそのまま骨や皮膚に使われるわけではないのです。

年齢を重ねると、コラーゲンが体内で合成されにくくなり、
それが歳を重ねると肌の潤いやハリがなくなる大きな要因。

コラーゲンの合成能力は、60歳代では20代の4分の1に低下するといわれ、
その合成能力を高めるには、特にビタミンCと一緒に摂取することが有効といわれています。

それ以外の栄養素もバランスよく摂ることで、コラーゲンが体内で合成されやすくなります。



コラーゲンは抜け毛予防程度に!


コラーゲンは骨の約90%、皮膚の約70%を占めているのですから、
1日の必要量を摂取することが育毛・美容・健康のためにも大切です。

加齢からくる薄毛の要因の一つに、コラーゲンの減少が関わっているのは間違いないでしょう。

しかしコラーゲンは、抜け毛予防程度の作用しか医学的には解明されていません。