小麦がハゲの原因になるとしたら?グルテンに潜む薄毛の危険性!



もし小麦がハゲの原因になるとしたら食べなくなるのでしょうか?
まず無理でしょうね。

朝は時間がないからパンという方も多いでしょうし、
ラーメンやうどん、パスタ、ケーキなどに含まれる小麦を食習慣から
遠ざけるほうが難しい。

それだけ小麦を含んだ食品があふれ返っているという事。

よほどの事がない限り食生活から切り離すことができないですね。

しかし、小麦に含まれる「グルテン」により、グルテン過敏性腸症といった
健康問題が潜んでおり、すでにアメリカではグルテンを避ける傾向にあるようです。

もちろん、薄毛にも影響を与えるため、小麦とハゲについて考察してみました!

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小麦をとると髪が抜け落ちる原因に!

『小麦は食べるな! 遺伝子組み換えの恐怖! 』という
ウイリアム・デイビスの著書によると、
小麦を摂取することで「セリアック病」に似た炎症を引き起こす恐れがあり、

皮膚に炎症が生じると、毛包も炎症を抱えてしまうため、毛を支える力が弱ってしまう。
円形脱毛症をはじめ、髪が抜ける様々な脱毛を誘発するのだとか。

この症状が発症して脱毛した場合、小麦を食べ続ければ毛は抜け続けてしまう。
著書の中には、
「ハゲ頭のパン屋さんが、パンを食べなくなって2カ月で髪の毛がフサフサに!」
という事例も紹介されています。



セリアック病とは?


セリアック病は小児、成人問わず、生涯つづく自己免疫疾患。
セリアック病をもつ人がグルテンを含む食物を摂取すると、
中毒反応を起こして小腸が損傷し、食べた物がしっかり吸収されなくなる。

少量のグルテンでさえ、健康上の問題を引き起こす可能性があり、
症状が出ていなくても、体内に栄養素が吸収されない状態に陥っている場合もある。

小腸が損傷して吸収力が低下すると、基本的な栄養素である
タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルを効率的に吸収できなくなります。

グルテンはあらゆる小麦(デュラム・セモリナ、スペルト、カムート、
 ヒトツブコムギ、ファロ を含む)に存在するタンパク質の総称です。



グルテンを含まない食品

穀物(米・とうもろこしなど)、玄米粉でつくられたパンや麺、大豆製品(納豆・豆腐・豆乳・油揚げなど)、肉、野菜、魚、卵、果物、乳製品(ヨーグルト・牛乳・バターなど)、春雨、糸こんにゃく、蕎麦、ナッツ(アーモンド・ヘーゼルナッツ・くるみなど)、ココア、緑茶、紅茶、ハーブティー、米味噌、豆味噌、米酢、りんご酢、片栗粉



急上昇させる血糖値も薄毛要因!


小麦の「アミロペクチンA」という糖質は、砂糖よりも血糖値を急上昇させるため、
薄毛要因を増やしてしまう。

なにしろ、砂糖のGI値が59に対し、小麦パンは89
数値が高いほど血糖値を急上昇させるため、驚異の数値ですね。

ちなみに、アミロペクチンにはBとCもあり、
アミロペクチンCは豆類に含まれており、大豆のGI値は14

インゲン豆は19、ピーナッツは13といった数値なので、
小麦パンの89がどれだけすごい数字かわかりますね。

血糖値が急上昇すると、血液中に糖が溢れかえってしまい、
細胞活動を鈍らせてしまうため、細胞が障害を受けて髪が抜けてしまう原因に。

また余分な糖はタンパク質と結びつきやすく、
肌の老化を促進させる悪玉物質「AGEs(蛋白糖化反応最終生成物)」が生成され、

体内に蓄積されやすいAGEsが、肌のハリや弾力を奪い去るため、
シワやたるみの原因になり、髪が生えにくい頭皮となります。



もちろん高血糖状態は血流も悪くなるため、毛根に栄養が行き渡らなくなり、
薄毛要因を増やします。



最後に!

育毛に不要な小麦をとると、

・毛包が炎症を起こして抜け毛。

・小腸が損傷して体内に栄養素が吸収されなくなる。

・糖とタンパク質がくっついて頭皮の老化。

・血流が悪くなり毛根に栄養分が届かない。


といった可能性があるという事。

あくまで可能性ですし、小麦を徹底的に排除することは難しいですから、
パン食と和食を迷った時くらいは、和食を選択するようにしましょう!


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