ビジネスの現場では、あらゆる場面で活用されている「PDCAサイクル」。
売り上げアップ、コスト削減……。これらに限らず、自分自身の
健康維持にも活用できてしまうのがPDCAです。
もちろん育毛にも活用できる。うまくPDCAを回せば、
ムダなお金をかけずに、合理的に育毛ができます。
かなり効果的な手法なのですが、ビジネスの現場ではなかなかうまく
回すことが出来なかったりもします。
本質的なことを理解してしまえば意外と簡単ですから、
自身の育毛にとり入れてはいかがですか?
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PDCAサイクルとは?
今やあらゆる分野で活用されている「PDCAサイクル」ですから、
ご存知の方も多いことと思いますが、知らない方のために簡単に
説明すると、業務の向上を図るためのマネジメント手法のことです。
PDCAの
PはPlan(計画)
DはDo(行動・実行)
CはCheck(評価・検証)
AはAction(改善)
P計画を立てる⇒D実行する⇒C評価する⇒A改善点を探す。
これがPDCAサイクルです。
最初のPlan(計画)で目的が具体的でなかったり、欲張ったりすると
必ずPDCAは回らなくなります。
育毛の場合で言えば、
発毛を目指す。薄毛改善。最終的な目標はこれでいいのですが、
このまま計画を立てると、PDCAは100%回らないですね。
例えば、
・抜け毛が多いから、抜け毛を減らす。
・頭皮が硬いから、柔らかくして血行を促す。
・髪の成長がおそいから、髪の成長に欠かせない栄養素をしっかりとる。
・頭皮の脂性を改善する。その逆も。
例を挙げればきりがないですが、まずは最終目標のために
「何をどうしたらいいのか?」
それを考えて具体的な計画を立てないと、あとのCheck(評価)が
出来なくなり、Action(改善)に繋がりません。
もう一つ大事なことは、欲張ってあれもこれも同時に行うこと。
評判の良い育毛剤や育毛シャンプー、サプリ、頭皮マッサージなどなど、
育毛に良いといわれることを同時に始めれば、自分にとって
なにが効果的だったか、分からなくなってしまう。
PDCAをうまく回すコツは、確実にCheckできるPlanを立てることです。
育毛のためのPDCAなら、Do(行動)は髪に変化があらわれる期間、
最低3ヵ月は実行しましょう。
但し、異常が生じた際は即座にAction(改善)。Planを立て直します。
抜け毛の増加や頭皮のかゆみ、健康状態の悪化など、そのまま行動を続けて
問題にならないようにCheck(評価)することも大切。
DoとCheckは常に同時進行。
Doと共にCheck(評価)してデータをとりましょう。
Checkの際、できるだけ客観視することが重要。
例えば、育毛剤や育毛シャンプー使用で、抜け毛が多くなって
動揺した状態でCheckしていては、正しい評価ができません。
PDCA サイクルの肝となるのがAction(改善)。
確実にCheckできるPlanを立てていれば、実行したデータをもとに
効果があったのか無かったのか判断しやすいです。
それでも、育毛に置き換えると判断が難しくなったりもしますが、
何となく効果があった程度でも、育毛にとってはプラスとなることが
多いですね。
ビジネスの現場では、ここで終わってしまうことがほとんど。
何がどのようにどのくらい効果があったのか、無かったのか、
細部まで分析しないから。
知識がなかったりして、いい加減に分析していると
改善点がみえてこない。
または、欲張ってたくさんのことを一変に行動すると、
分析できなくなる。
それで結局、改善点を含めたPlanが立てられなくなり、
PDCAを回せなくなります。
具体的な目標を立てて分析力を高めれば、意外と簡単にPDCAサイクルを
回すことが出来ます。それには、知識を仕入れることも大切ですね。
最後に!
PDCAをグルグル回すことでみえてくるのは、自身の薄毛・ハゲの
真の原因。真の原因がわかって、改善可能な原因であれば
とうぜん改善されます。
真の原因、つまり薄毛・ハゲの本質にアプローチ出来れば
いい訳ですから、自身ではどうにもならない遺伝的なものを除けば、
PDCAをドンドン回していけば、本質に近づくハズです。
物事の本質はみえるところには無いですから、みえない本質を
みつけるのにPDCAの活用は必要不可欠。PDCAを回すことは、
物事の本質探し。
ということになります。
欲張らずコツコツ継続してPDCAを回すことで、意外と知識もついてきて、
育毛に必ず役立つことでしょう!