最近では薄毛でない若者でも、「将来ハゲ？」そんな心配をして、
こっそり育毛する方が多いようです。
今や日本の成人男性の薄毛率はアジアでトップの26％、4人に1人が
薄毛・ハゲということですから、５年後、１０年後のために育毛するのは
理にかなったことです。
若者の薄毛率はとうぜん低いでしょうが、その分、中高年の薄毛率は
必然的に高くなりますから、将来を不安視してはやめの育毛に
目覚める方が多いのでしょう。
家系に薄毛・ハゲの方がいれば、確率はさらにグンと上がります。
5年後、10年後に友人とバッタリ会った時に堂々としていたいもの。
はじめて育毛される方の参考になる情報を紹介します。
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抜け毛が多いなら減らそう！
・シナモンは抜け毛を減らす効果がある
1日に抜ける毛髪は通常50～100本。抜け毛が多くなる秋以外の季節で、
100本以上抜けるようなら要注意。減らすことに専念しましょう。
シナモン摂取で、抜け毛が減る体験をしました。ただ、その効果がずぅ～っと
持続するわけではないですが、短期的に抜け毛を減らすには効果的。
シナモンを摂取すると、お腹がゆるくなる可能性があるので注意が必要。
・お酒を飲むのはいいが、睡眠の３時間前までにしましょう
髪が成長するゴールデンタイムは、午後10時から午前2時といわれています。
これは眠ってから最初の3時間に成長ホルモンが多く分泌されるから。
お酒を飲んで寝るとアルコールは３時間後に、アルデヒドという交感神経を
刺激する害のあるものに変わる。
それが睡眠を妨げると同時に毛髪の成長も妨げ、抜け毛の増加に繋がります。
・スイーツ好き男子は将来かなり不安
スイーツにはたくさんの砂糖が含まれています。砂糖を摂取すればするほど、
体内のビタミンＢ群やミネラルが多量に消費される。
このビタミンＢ群やミネラルは、毛髪の成長に大切な必須栄養素。
体内から必須栄養素が失われれば、髪の材料となるタンパク質の吸収も
低下してしまう。結果、弱々しい髪となり抜け毛にも繋がります。
ヘアケアは頭皮を守ることも大切！
・育毛シャンプー
育毛しようと思った際、ほとんどの方が真っ先にシャンプーのことを
考えられます。直に毛髪や頭皮に触れるものですから、悪い影響を
あたえないシャンプーに変更するのは当然のこと。
育毛シャンプーを選ぶなら、敏感な頭皮に刺激をあたえない洗浄成分が
自然成分であるアミノ酸系シャンプーが良い。
頭皮に刺激をあたえるシャンプーは、皮脂の分泌が多くなり雑菌が
繁殖してしまい、頭皮環境の悪化に繋がる。
シャンプーは１日１回が基本。朝のシャンプーは、頭皮をまもる皮脂まで
洗い流してしまうので要注意。
・紫外線は毛根を老化させる
肌老化の60％以上は紫外線によるものといわれています。
頭皮も肌の一部ですから、紫外線によって体内に発生した活性酸素が、
発毛をうながす細胞まで弱らせてしまう。
・オシャレでカラーリングするのはいいが、注意すべき点
カラーリングは、髪を傷めるだけでなく頭皮にも悪い。
頭皮環境の悪化・毛穴を塞ぐ・髪が切れやすい・アレルギーなど、
育毛にとって良くないことばかりですが、オシャレでカラーリングしたくなるもの。
カラーリングはプロの美容師・理容師からしても難しい技術。
育毛に励むなら、自宅で染めるのではなくプロに任せましょう！
すでに髪が薄くなっていたら育毛剤・サプリに頼ろう！
・AGA（男性型脱毛症）治療に使われるのは、ミノキシジルとフィナステリド
AGAの診療指針を発表している日本皮膚科学会が、最高Ａランクで
推奨しているのが、ミノキシジルとフィナステリドの2成分だけです。
薄毛がかなり進行している場合は、ミノキシジルとフィナステリドのことを
頭の片隅に入れておきましょう！
ちなみに
ミノキシジルが配合されている発毛剤は、国内ではリアップ、
海外製はロゲイン・ポラリス・カークランドなど。
フィナステリドは、皮膚科・内科系クリニックや美容皮膚科系クリニックで
処方される内服薬です。海外製を個人輸入して服用することも出来ますが、
すべて自己責任になるため、おすすめは出来ません。
・薄毛にはノコギリヤシ・亜鉛を含む育毛サプリが有効！
別名ソーパルメットとも呼ばれているノコギリヤシエキスは、
5αリダクターゼの働きを抑える作用があることから、多くの育毛サプリに
含まれています。
インディアンの髪が黒々してフサフサなのは、古くからノコギリヤシ
を摂取していたからだといわれています。
・亜鉛不足では髪が生成されにくくなる！
髪はタンパク質からできているから、タンパク質を多く摂取すれば
髪がフサフサになる？そんなことはないですよね。
亜鉛が不足していると、タンパク質が毛髪にならないのです。
必須ミネラルの一種である亜鉛は、タンパク質を毛髪に変えるために
必要なミネラルです。さらに亜鉛は、ＡＧＡの原因を阻害する作用が
あることもわかっています。
育毛剤の効果を下げる行為！
・育毛剤をコロコロ変える
育毛剤・発毛剤は使い始めて、半年くらい経ってから効果が現れてきます。
使い始めて、2～3ヵ月で効果を感じられないからといって、コロコロ育毛剤を
変更していては、大切なお金をドブに捨てるようなものです。毛周期から
考慮して、最低でも半年は様子をみましょう！
最近はやりの効果がなかったら「全額返金保証。」
こういったものは、頭皮にかゆみやむくみ、炎症などが生じた場合には
返金できますよ～。それだけの補償にしかならないので、「全額返金保証」が
ついているからという理由で育毛剤を選ぶのは避けましょう！
・ホオバオイル・椿油は育毛剤をはじく
頭皮を乾燥から守るために、保湿力の高いホホバオイル・椿油などの使用は
育毛にも有効ですが、育毛剤をはじいてしまう特徴があります。
育毛剤との併用は先に育毛剤を使用してから、ホオバオイル・椿油を
使用しましょう！
ちょっとだけハゲについて学んでおこう！
・遺伝とハゲの関係
父親が薄毛・ハゲならば、将来ハゲになる確率が上がりますが、母方の
祖父もそうだった場合は、さらにハゲ確率がグンと上がります。
・AGA（男性型脱毛症）について
成人男性の脱毛症状は95％がAGA（男性型脱毛症）といわれています。
還元酵素5αリダクターゼの働きにより、男性ホルモンが強力な脱毛ホルモン
DHTに変換されて起こるといわれています。
つまり、5αリダクターゼの働きの抑制が、薄毛・ハゲの抑制となります。
5αリダクターゼの抑制には、先に述べた医薬品であるフィナステリドが有効。
その他に、サプリメントとして市販されているノコギリヤシや亜鉛、アロエや
みかんの皮に含まれるエキスに一定の効果があることがわかっています。
・薄毛率の高い職業とは？
「企画・マーケティング」を職業としている方の66.7％は薄毛。
ある調査では、こういった統計データがでています。
仕事でお酒をのむ機会が多く、不規則な生活になりやすいことが原因と
思われます。またこういった職業はハンパなくストレスがたまる。
企画・マーケティングの職業の方は、早めの育毛を心掛けることが大切です。
最後に！
いかがでしたか？
少し長くなりましたが、1つでも参考になることがあれば幸いです。
偏った食生活や運動不足、睡眠不足やストレスは薄毛率を高めますが、
社会生活を送っていれば、出来ることと出来ない事があることでしょう。
出来ることから始めると同時に育毛にはげむ。砂漠化した頭皮に毛を
生やすのはすごく大変ですから、抜け毛予防・頭皮環境を整えて、
近づく薄毛に備えましょう！