大豆は栄養価の高い食品。育毛のためには大豆に含まれる「イソフラボン」を是非とり入れたいものです。
そう思っていても、大豆製品があまり得意でない方もおられるのではないでしょうか?
そういった私のような方でも、毎日ムリなく摂取することができる安い食品が「きな粉」。
大豆をすり込んで粉状にした食品がきな粉ですが、大豆をそのまま食べるより、育毛に良いイソフラボンを効率よく簡単に摂取できます。
大豆をすり込んで粉状にした食品がきな粉ですが、大豆をそのまま食べるより、育毛に良いイソフラボンを効率よく簡単に摂取できます。
きな粉といっても種類が多いですが、
なかでもアントシアニンも含まれている黒豆きな粉が育毛目的にはおすすめ。
その効果と摂り方を紹介。
なかでもアントシアニンも含まれている黒豆きな粉が育毛目的にはおすすめ。
その効果と摂り方を紹介。
また、「きな粉シャンプー」「きな粉洗髪」といった事が話題となっていますが、
本当に効果的なのか?も紹介しています!
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黒豆きな粉の効果!
黒豆は大豆と同様に栄養が豊富で、育毛にはたらく「イソフラボン」も含まれています。
そのうえ、大豆には含まれていない黒豆や黒ゴマに含まれている「アントシアニン」には、
ダイエット効果や生活習慣病の予防、改善といった効果もあります。
イソフラボン
イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることから、
AGA(男性型脱毛症)を阻害する効果が期待できる。
AGA(男性型脱毛症)を阻害する効果が期待できる。
女性の薄毛原因の多くを占めるのは、女性ホルモンの減少から起きるホルモンバランスの乱れ。
なので、男女ともホルモンバランスを整えて薄毛の改善が期待できます。
なので、男女ともホルモンバランスを整えて薄毛の改善が期待できます。
また、イソフラボンには強い抗酸化作用があり、生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
アントシアニン
大豆にはなく、黒豆にだけ含まれているポリフェノールの一種アントシアニンは、
肥満の方にはうれしい肥満の抑制や血糖値の抑制などの効果があります。
肥満の人に薄毛が多いと言われていますから、そういった面では一石二鳥。
血液に含まれる糖はタンパク質を結びついて、悪玉物質「AGEs(蛋白糖化反応最終生成物)」が生成され、肌の老化が進みます。
しかし、血糖値が抑制されることでAGEsの生成が抑えられ、頭皮の老化防止にもなります。
イノシトール
イノシトールには神経細胞の活性化を促す働きがあり、育毛効果が期待できます。
神経伝達や脳活動を正常に保つには、神経細胞を活性化させるイノシトールは欠かせない成分。
その事から、発毛・育毛などの頭皮へ指示する伝達も担っている。
その事から、発毛・育毛などの頭皮へ指示する伝達も担っている。
ですから、イノシトールが不足していなければ、頭皮環境が健康に保たれ、
抜け毛や湿疹などの頭皮トラブルを避けられると考えられています。
抜け毛や湿疹などの頭皮トラブルを避けられると考えられています。
またイノシトールには、動脈硬化の予防や脂肪肝を防ぐ効果もあります。
十分に摂取していれば、血管・肝臓にたまりやすい脂肪やコレステロールの流れが良くなり、
生活習慣病の予防にもなります。
生活習慣病の予防にもなります。
タンパク質・リノレン酸・ビタミンE
黒豆も大豆の一種ですから、とうぜん髪に必要な良質な植物性タンパク質が豊富に含まれています。
髪の主成分は「ケラチン」というタンパク質なので、髪の材料となる良質なタンパク質も摂ることが出来ます。
タンパク質は体内ではアミノ酸に分解されますが、きな粉はアミノ酸スコアが高いため、
アミノ酸バランスがよく、体内では生成されない必須アミノ酸も豊富。
体内でアミノ酸がケラチンに再合成されるには、18種類のアミノ酸が必要。
なかでも必須アミノ酸は欠かせないので、これらをバランスよく摂取できるため、髪の材料の宝庫。
また、リノレン酸は、体内ではDHA・EPAに変換され、血栓や動脈硬化の予防に効果的な成分。
抗酸化作用のあるビタミンEとともに、血液をサラサラにして血行が促され、頭皮に十分な栄養が行きわたります。
きな粉牛乳がおすすめ!
毎日続けることが育毛には大切なので、牛乳にきな粉を混ぜて飲むことが、
いちばん習慣化できそうです。
いちばん習慣化できそうです。
牛乳にきな粉を混ぜるだけですから、材料さえあればいつでも作って飲むことが出来る。
問題はきな粉の量。
問題はきな粉の量。
欲張ってたくさん混ぜると、飲み辛くなり続かなくなりますから、
200mlの牛乳に大さじ1杯のきな粉が最適。
200mlの牛乳に大さじ1杯のきな粉が最適。
ポイントは、冷たい牛乳に混ぜても溶けにくいので、少量のお湯にきな粉を溶かしてから、
牛乳に混ぜると粉っぽさがなくなり飲みやすいです。
牛乳に混ぜると粉っぽさがなくなり飲みやすいです。
また甘さが欲しいという方は、砂糖やはちみつを少量加えると美味しくなります。
黒豆100%で粒の密度がやや濃いめ。どんな料理に合いますし、ヨーグルトやトーストにかけるだけでも、栄養満点の健康食品に早変わりします。
きな粉で洗髪して期待される効果とは?
イソフラボンの育毛効果が注目されているので、
それをちょくせつ頭皮に行き渡らせるために見いだされた洗髪法。
イソフラボンは、育毛剤やシャンプーなどのヘアケア商品にも含まれている成分なので、
確かに理に叶っているように感じますが、これだけですと…ですね。
ただ、きな粉には「サポニン」も含まれており、
頭皮の衛生状態を保つ効果が期待できるため、
皮脂の詰まりやフケの解消といった効果も期待できるといわれています。
きな粉で洗髪する方法
1.はじめに髪の汚れをお湯で軽く洗い流します。
2.次に石鹸を手のひらの中で泡立て、髪につけます。
3.その後、きな粉を手のひらで小山になるくらいとり、頭全体に広げて洗髪する。
(このとき頭皮にきな粉が浸透するように、頭皮をマッサージするような感じですり込んでいきます)
4.最後にしっかり洗い流して完了です。
きな粉で洗髪して育毛にプラスの効果があるのか?
「石鹸を使用し、リンスなしだから髪がゴワつくうえ、きな粉のニオイが残る」
こうしたデメリットは置いといて、そもそも洗い流してしまう行為で
「育毛効果が本当にあるのか?」疑問ですね。
育毛剤でも育毛成分を頭皮へ浸透させるために、ナノ化して有効成分を小さくしているのに、
きな粉を頭皮にすり込んだとしても、どれほどの量が頭皮へ浸透するのか。
育毛に役立つといっても、サポニンの頭皮の衛生を保つ効果くらいでしょう。
ただ、シャンプーを使わず石鹸というところがポイントで、
こちらのほうが育毛にはメリットがあります。
昔はシャンプーしなかった日本人もハゲが少なかったですし、
毎日シャンプーしていない橋の下などに住む人たちにもハゲが少ないのは確か。
シャンプーの洗浄成分でダメージを与えないだけでも、普通にシャンプーするよりは育毛にプラスに働きます。
要するに、きな粉で洗髪すれば、結果的に髪にマイナスとなる行為を省くことになるので、育毛に繋がるのでしょう。
それなら、シャンプーを使わず、お湯でシャンプーした方がマシですね。
しかし、皮脂が多く頭がべたつくという人には「きな粉洗髪」のほうが向いているのかもしれません。
最後に!
実際に数ヵ月間、きな粉牛乳をためした方のなかには、
フケが少なくなった
髪にハリ・艶が出た
そういった方も少数おられるようですが、ほとんどの方は髪の毛に「変化ナシ!」のようです。
確かに短期的に評価すれば、実感できるだけの効果を得られるのはまれ。
髪にはヘアサイクルというものがありますし、今ある髪はすでに死んだ組織なので、
その髪が太く蘇ることはないです。
これから生えてくる髪に効果があらわれるため、
早期に実感できても「髪にハリやコシが出る」「抜け毛の減少」などの効果くらいです。
しかし長期的に考えれば、髪に必要な栄養を欠かさないために、
きな粉は十分期待できる食品ですね。とくに黒豆きな粉がおすすめですよ!
もっと効率よく元気な髪を育てるには「イクオスサプリEX」が効果的!
イソフラボンを含む「大豆抽出液」が100mg含まれているので、確実に摂取できます。
その他の育毛成分の含有量もトップクラスで低コスト。
また、育毛サプリを比較した「育毛サプリ比較ランキング」も参考にしてください!