そばとうどん、薄毛で悩んでいるならどっちが育毛にいい?

そばとうどん、薄毛で悩んでいるならどっちが育毛にいい?

蕎麦とうどん、家族の中でも好みは分かれるのではないでしょうか?
私は蕎麦のほうが好きなのですが、家族は全員そばよりうどんが好きなので、
最近は蕎麦をぜんぜん食べていません。


蕎麦を食べたいなあと思っていたら、
「育毛には蕎麦とうどんのどっちが良いの?」
という疑問がわいてきたので調べてみたら、意外にも蕎麦には
たくさんの効能があったので紹介します。

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蕎麦の優れた栄養!

蕎麦の花

蕎麦にビタミンACは含まれていないが、その代わりにビタミンB1B2
精白米やうどんより多く含まれています。

育毛のために注目すべきは、血管強化作用や抗酸化作用がある
ポリフェノールの一種のルチンが含まれていること。

ルチンは、柑橘類に多く含まれるヘスペリジンなどと共にビタミンPとも
呼ばれている水溶性のビタミン様物質。
ポリフェノールの詳細は ⇒ 育毛に忘れてはならないポリフェノール効果!

さらに、精白米やうどんより良質の植物性タンパク質が豊富に
含まれていることから、毛髪の原材料を蕎麦から摂取できます。



蕎麦の育毛効果!

そばとうどん、薄毛で悩んでいるならどっちが育毛にいい?

ルチンの血管強化作用は、体全体に血液を運ぶ血管を丈夫にする。
それにより体のすみずみまで栄養が行き届き健康的、さらに頭皮の毛細血管も
強化されて毛髪にも良い影響をもたらします。


細胞の老化をふせぐ抗酸化作用があるルチンは、ビタミンCの吸収を
助ける働きもある。
そのためビタミンCを併用することで、より抗酸化作用を強めるとともに、
体内でのコラーゲンの合成をサポートします。

つまり、毛髪の土壌である頭皮の老化を防ぎ、70%がコラーゲンで出来ている
皮膚の真皮が強化されれば、とうぜん髪に良い。
コラーゲンの詳細は ⇒ コラーゲンと育毛の関係!?


また、蕎麦に含まれるタンパク質は、穀物の中でもタンパク質を構成している
アミノ酸のバランスが特に良い。
その事から、髪の原材料となる必須アミノ酸なども効率よく摂取できる。


そして豊富に含まれるビタミンB2は、肌や髪の健康維持に欠かせない栄養素。
脂質・糖質の代謝促進の助けをするので、肌・髪の発育を促します。

健康な髪を維持するために必要な成分が、蕎麦には多く含まれていることから、
育毛にはうどんより蕎麦が優勢のようです。



効率よく蕎麦の栄養をとり込むには?

イチゴ

11食そばを食べると、ルチンの必要量30mgが摂取できるそうです。

水溶性のルチンは、蕎麦をゆでている間に水溶性のビタミンB1B2などと
一緒にゆで汁に溶け出してしまうため、蕎麦を食べるときはそば湯も
飲むようにしましょう。

また、ビタミンCを含む食材を一緒にとると育毛に効果的。
ミカンやいちごなどのビタミンCが豊富な柑橘類を、食後にとることでも
ルチンの効果を高められます。



蕎麦の健康効果!

食物繊維も豊富で低カロリーの蕎麦は、便秘の予防や解消、ダイエットにも
効果的な食材です。
その他にも蕎麦に含まれる栄養から、以下の効果が期待できます。

・出血性の疾患の予防

・脂肪肝、肝硬変、動脈硬化の予防

・糖尿病、動脈硬化、脳梗塞などの生活習慣病の予防

・血中コレステロール値や中性脂肪値を下げる作用

・心臓機能を整えて血圧を下げるなどの心疾患の予防

・糖尿病の予防



最後に!

蕎麦茶

育毛には、うどんより蕎麦のほうが断然いいようです。毎日そばを食べれば、
健康的で美容・育毛にも良い。

しかし、蕎麦屋の店主でないかぎり、蕎麦を毎日食べるというのはちょっと難しい。
こう思いますが、水溶性のルチンやビタミンB群などの育毛に良い成分は、
蕎麦茶でも摂取できますから、こちらを毎日頂くというのも一つの策だと
思います。