ナツシロギクから抽出されるパルテノライドに、脱毛症に効果があると
第8回日本抗加齢学会で発表されているのですが、それから月日が経った今でも、
なぜ効果があるのか不明のまま???
パルテノライドサプリメントを使用した方の口コミの中には、育毛効果がなかった
記事もチラホラ。
育毛効果があるのかないのか、少し気になり調べてみました。
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パルテノライドとは?
ハーブの一種ナツシロギク(夏白菊/フィーバーフュー)の葉に含まれる
成分のことです。
ナツシロギクは、西アジア・バルカン半島原産のキク科多年草(ハーブ)で、
観賞用・薬用として栽培され、ヨーロッパ全域・北アメリカ・オーストラリアに
広く見られます。
ナツシロギクの歴史は古く、古代ギリシャ時代から安全なハーブと
して用いられてきた。
欧米では古くからハーブとして愛されており、関節炎・偏頭痛などを目的とした
薬用ハーブとして使われてきました。
たまたま育毛効果を発見!
パルテノライドに、乳がんの転移を抑制する作用があるとしたアメリカの
論文をもとに、大阪大学医学部がマウス実験でその効果を確認し、同時に
リウマチの炎症を抑える効果も確認。
そこで関節痛の人に飲ませたところ、関節の炎症や痛みが改善されていくと
いう報告を受けました。
同時に、発毛がみられたり、抜け毛が減ったりという報告が相次ぎ、
しかも10年以上も髪の生えていなかった箇所に、発毛された方もいたようです。
その後、AGA(男性型脱毛症)の患者30人に数ヶ月間飲ませて
調査研究したところ、約8割の方に頭頂部の増毛効果が見られたそうです。
別件の研究でたまたまパルテノライドに育毛効果があることが分かったようです。
なぜパルテノライドに育毛効果があるのか!
第8回抗加齢学会で発表された内容によると、AGA(男性型脱毛症)の
原因のひとつといわれているDHT(ジヒドロテストステロン)の過剰は、
NF-κBの活性化が原因で、パルテノライドのNF-κB抑制作用が脱毛症を
改善する可能性があると示唆されています。
DHT(ジヒドロテストステロン)には、毛母細胞の活動を抑え薄毛を
進行させる働きがあるため、そのDHTの生成量を減らすことで脱毛症の
改善につながります。
つまり、「毛母細胞を活性化させる力がパルテノライドにはあるのでは」
と推測されています。
副作用・用量・用法などの注意点!
パルテノライドは、ハーブから抽出される自然成分のため、基本的に
副作用を心配する必要はないようです。
マウスによる実験結果から、パルテノライドは多すぎても少なすぎても
効果がないようです。
アメリカ産ナツシロギクを原料にした0.8%のパルテノライドを含む320mgの
カプセルを1回2錠、1日3回服用することを大阪大学では推奨しています。
最後に!
結局のところ、パルテノライドの何が発毛効果があるのか、
ハッキリ分かりませんが、かなり高い確率で発毛効果があったのは
事実のようです。
確実に薄毛の改善に繋がれば、何が作用したのかはあまり重要ではない
と思うのですが、ミノキシジル・フィナステリド以上に注目されていないのは、
効果にかなり個人差があるのではと私的な感想です。
しかし、これだけの効果があるのなら試してみる価値はありそうですね。
パルテノライドを含む育毛サプリの中では、利用しやすい価格の
「チャップアップ サプリ」がもっともおすすめ。
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