黒っぽい服を着ている時に、特に気になるフケ。誰もが経験あることでしょう。
見た目に不潔そうに見えてしまうばかりか、抜け毛にも影響があるようです。
過剰なフケは、薄毛の前兆または促進するとも言われていますから、育毛目的の
観点からも出来れば改善したいですね。
しかし、通常量のフケは、古くなった角質が剥がれることで起きる現象なので、
過剰に神経質になる必要もないのです。
神経質にシャンプーをして、過剰に頭皮の皮脂を洗い落とすことになっては、
逆に抜け毛の増量に繋がってしまいます。
このフケと薄毛・抜け毛には、どのような関係があるのか考えてみました。
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乾性フケタイプは粃糠(ひこう)性脱毛症の可能性も!
フケは乾燥タイプと脂性タイプがあり、若い人に多いのが乾燥タイプ。
原因は、体質もありますが、洗浄力の強いシャンプーによって、皮脂を
必要以上に洗い流すと、頭皮を守るための皮脂が減り、頭皮の乾燥を
招いてしまう事で起こります。
さらに、頭皮の乾燥からかゆみが出て、無意識に掻くことで悪化。
頭皮の過剰なマッサージやビタミン不足なども影響します。
頭皮への悪影響が続くと、毛穴が炎症を起こして、「粃糠性脱毛症」になる
可能性もあります。ですが、多少フケが多くなった程度で、粃糠性脱毛症には
ならないようです。
脂性フケタイプは脂漏(しろう)性脱毛症に注意!
男性ホルモンの影響で、頭皮の毛穴から分泌される皮脂が、過剰に
分泌されることで脂性フケが発生します。
湿った脂性のフケが毛穴に詰まると、毛根に酸素が届かなくなる。
菌が通常より増殖することで、皮膚炎・湿疹などを引き起こす。
これが原因の脱毛症を脂漏性脱毛症と言います。何日もシャンプーしないと、
毛穴に汚れが詰まって脂漏性脱毛症になることもあります。
乾性か脂性の見分けが重要!
ニキビができ易い、脂性の肌、髪を乾かしてから寝たのに、朝起きて髪が
しっとりしていたら脂性。
逆に、乾燥肌、髪に静電気が起きやすい等は乾性。
さらに、細かいフケは乾性、大きなフケは脂性。
一般的に髪はタンパク質でできているので、肌と同じだと言われています。
必ずしも、肌とフケのタイプが一致するわけではないので、自分がどのタイプの
フケか見分けること大切です。
頭皮を清潔に保っていれば、フケが抜け毛に影響しないのでは?
巷では、「脱毛の前にフケの量が多くなった。」などということが
よく言われていますが、必ずしもそれに当てはまるわけではないです。
逆に、フケが気になり必要以上に頭皮を洗いすぎる方が、最悪の状態を
つくってしまう。フケは肌から出る垢と同じで自然なもの。
1日1回のシャンプー、脂肪分の多く含む肉類・ナッツ類・スナック菓子類は
避ける。ビタミンBを豊富に摂る。ストレスや生活習慣。
これらを守ることで、フケによる脱毛症の予防になります。
フケ・抜け毛対策にはやっぱりアミノ酸系のシャンプー
育毛の目的からするとシャンプーは、過剰な頭皮の洗浄を避けるためにも、
アミノ酸系のシャンプーがおススメです。
私も使っていますが、普通のシャンプーを使用していた時に比べて、
確実にフケが減少しました。
さらに、乾燥時期で花粉症の影響もあり、頭皮にかゆみが出ることが
過去には多くあったのですが、アミノ酸系のシャンプーを使用してからは、