サーモン(鮭)と髪の関係!育毛効果もあるアスタキサンチンのとり方とは?



サーモンといえば、「アスタキサンチン」というくらい広く知られている
栄養価の高い成分。

そのアスタキサンチンは育毛にも効果が高いとされ、
最近では情報番組『百聞!ザ・ワールド』でも取り上げられていました。

アスタキサンチンはどのような効能を持つ成分なのか?
効率的なとり方なども含めてまとめてみました!

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アスタキサンチンの育毛効果!



強い抗酸化作用が老化から髪を守る


アスタキサンチンが着目されるのは、強い抗酸化作用を発揮するため。
肌の老化、血管の老化、もっと言えば細胞レベルの老化を進めてしまうのが活性酸素。

息をするだけでも体内に発生する活性酸素ですから、
齢をとっていくと体が老化していくのは当然なのですが、
アスタキサンチンは老化の要因となる活性酸素を除去してくれます。

もっとも身近な抗酸化作用をもつ栄養素といえば「ビタミンE」ですが、
アスタキサンチンはその約5501000倍もの抗酸化作用があるといわれています。

頭皮の老化はもちろん、髪の生成器官の老化も防いでくれるので、
若々しい髪や頭皮を保つことができます。



毛が生えやすい柔軟な頭皮に働く


頭皮のハリや潤いに欠かせないのがコラーゲンですが、
外基質なので外側から吸収されることはなく、
コラーゲンを摂取したとしても体内で分解され、コラーゲンになるとは限らない。

しかし、アスタキサンチンはカロテノイドとしてコラーゲンや
エラスチンの生成を助ける働きがあります。



疲労回復効果から髪が成長する良質な睡眠がとれる


アスタキサンチンは疲労回復にも働くため、リラックスした状態で眠りにつくことができ、
髪が成長するために欠かせないホルモンが大量に分泌される。

髪が成長するのは睡眠中ですから、間接的に育毛をサポートしてくれます。



アスタキサンチンって何?



そもそもアスタキサンチンとは、赤色の天然色素成分のカロテノイド。
カロテノイドは600種類以上もあるといわれており、
トマトやスイカに含まれている「リコピン」などが有名ですね。

アスタキサンチンは海老やカニなどの甲殻類や藻類にも含まれていますが、
これらを食べるサーモンは、アスタキサンチンがとくに凝縮されています。

もともと白身のはずのサーモンの身が赤く染まっているのは
アスタキサンチンを多く含んでいる証しですね。



効率よくアスタキサンチンを摂取するには



紅鮭にもっとも多く含まれている


サーモンといっても何種類かに別けられますが、
アスタキサンチンをもっとも多く含むのは紅鮭。赤が強いからなのでしょう。

また、養殖物は出来るだけ避けたほうが賢明。産地によって有害物質が含まれていることも。
濃い赤色をだすために餌に色素が混ざっているなど、そもそも健康を害しては
育毛どころではないですね。



調理はアスタキサンチンが逃げないように


アスタキサンチンは脂溶性物質なので、油と一緒に調理すると吸収率が高まりますが、
脂と一緒に流れ出してしまうのが欠点。
サーモンのムニエル(魚に小麦粉をつけてバター焼きにした料理)がおすすめ。



抗酸化作用のある食材と一緒に摂る


同じ抗酸化作用のある食品を一緒に摂ると、
その相乗効果でさらなるパワーアップが期待できます。
抗酸化作用のあるポリフェノールを含む食材と一緒にとると効果的。



最後に!


サーモンだけを食べても、薄くなった髪がフサフサになることはないでしょうが、
ヘアケアをサポートしてくれるのは確か。

いいとこ取りしたいのであれば、コンビニの鮭弁当は避けたほうが賢明ですね。

おそらく養殖もので、肝心のアスタキサンチンも流れ出ているでしょうから、
合理的ではないですね。

ちなみに、眼精疲労にもサーモンがいいようです。






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