抜け毛が急に増えると、「なぜ?」ってなりますが原因は様々。
自律神経やホルモンバランスの乱れであったり、栄養素不足だったり
毛根に何らかの不具合が生じて起きるため、大抵の場合1~2ヵ月前の行動が原因。
そうではない病気が隠れていることもあるので、髪のトラブルは放置できないですね。
薄毛の方なら、このまま一気にハゲが進行という不安を抱えることとなり、
それがストレスとなり、さらなる抜け毛に繋がることも。
毛根にダメージが蓄積された結果が抜け毛となる場合が多いため、
あらゆる角度からその要因を取り除いておいたほうが無難。
【スポンサードリンク】
体、臓器の不調(原因1)
食事などから摂取した栄養素は腸から吸収されますが、その腸が汚れている状態では体内への栄養素の吸収率が下がる。
さらに、免疫細胞の約7割は腸内に存在するため、髪や頭皮に異常となってあらわれます。
腸から吸収された栄養素はいったん肝臓に蓄えられ、必要に応じて各器官に栄養素が運ばれるため、肝機能が低下している状態では十分な栄養素が毛根に届かない。
そのため、髪が細くなったり抜け毛が増えたりします。
鉄欠乏貧血は休止期脱毛を発症させると言われており、成長期にあるはずの髪が休止期に移行してしまうと、抜け毛が増えます。
睡眠不良(原因2)
翌朝おきてなんだか体がだるい、眠いという状態では、身体を修復する成長ホルモンがうまく分泌されていない状態。
髪を成長させるホルモンもこの時に大量に分泌されるため、身体が修復されない状態が続けば、薄毛、抜け毛の原因になります。
自律神経、ホルモンバランス(原因3)
ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱す原因に。
本来睡眠中に副交感神経が優位にたつハズが、日中にはたらく交感神経が優位になると、正常にホルモンが分泌されなくなり、髪の成長が止まってしまう。
身体の緊張状態をつくり出してしまうストレスは血管を収縮させるため、
毛根に十分な栄養が届かなくなり抜け毛を増やします。
頭皮がピリピリと痛む頭皮神経痛は、ちょくせつ抜け毛を増やすわけではないが、毛根にストレスを与えるため、毛母細胞の不活性化を招く。
食べ物(原因4)
冷たい物を多くとると抜け毛が増えるのは、臓器を冷やしてしまい、体を守ろうと温かい血液が臓器に集中してしまうため。
臓器の機能低下に加えて、頭皮が冷えて細胞活動の低下、血液により運ばれる栄養分が頭皮に回らなくなる。
こうした負の連鎖が続けば、抜け毛が増えるのは当然ですね。
甘いスイーツには大量の白砂糖が含まれており、これが体内の栄養素を大量に消費してしまう。
生活習慣(原因5)
アルコールは3時間後に体内でアセトアルデヒドという毒素に代謝されるため、交感神経を刺激する。
眠る前にお酒を飲めば睡眠が阻害され、髪の成長に障害が出ます。
タバコに含まれるニコチンは毛細血管を収縮させ、ビタミンCも消費してしまうため、その結果が抜け毛となってあらわれることもあります。
疲れた目の修復にはシステインというアミノ酸が消費される。
システインは髪のほとんどを占めるケラチンの材料にもなるアミノ酸なので、優先順位の低い髪の合成に支障が出ます。
頭皮のケア不良(原因6)
紫外線をもっとも多くうける頭皮は、光老化しやすい部位というだけでなく、夏場は日焼けもするため、ケアを怠れば毛根にダメージが蓄積し、秋の大量の抜け毛に繋がりやすい。
さらに、紫外線により男性ホルモンが増えるという説もあるので、遺伝的要因が強い方は注意ですね。
頻繁にカラーリングやパーマをすれば、毛根にダメージが蓄積しやすいですし、頭皮ニキビなどが原因で抜け毛を増やす結果になることもある。
通常量のフケは、古くなった角質が剥がれる現象なので自然な現象ですが、誤った頭皮のケアで皮膚のターンオーバーが乱れると、大量のフケとなるケースもある。
ターンオーバーの乱れは毛根周辺細胞にも悪影響を与えます。
育毛商品の不一致、その他(原因7)
どんなに優れた育毛商品でも自分の頭皮に合わなければ、痒みやかぶれなどから炎症を起こし、抜け毛が増えます。
すでに育毛剤などを利用している場合、それより劣る育毛剤を利用すれば脱毛が再開する場合もあります。
リンスやトリートメントには、コーティング剤を含んでいることが多く、頭皮につけないように注意しないと、毛穴にこびりついて塞ぐ原因になり、抜け毛を増やすこともあります。
金属アレルギーにより免疫細胞の異常となれば、健康な髪まで抜け落ちることもあるため、幼少期の虫歯治療が原因で抜け毛が増えることも。
最後に!
とくに薄毛で悩む方にとって抜け毛はどうしても気になるところ。
1日100本の抜け毛なら通常の抜け毛で心配することはないですが、
一般的な数なのでふだん抜け毛の少ない人が急激に増えれば、
それは異常な抜け毛である可能性が高いですね。
そういった場合には、抜け毛の原因となり得ることを照らし合わせて
早めに抜け毛対策をしましょう!
関連記事