育毛の敵となる糖化と酸化の違い?頭皮の老化現象を防ぐにはコレ!

育毛の敵となる糖化と酸化の違い?頭皮の老化現象を防ぐにはコレ!

髪が健やかに育つには、ハリや潤いのある若々しい頭皮が必要。
言い換えれば、頭皮の老化現象は育毛には大敵ですね。

その老化を進めてしまう糖化と酸化。どちらも好ましくない現象ですから、
どのようなメカニズムで起こるのか?
抑えておくべきポイントと、阻止する働きのある食材をまとめてみました!

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老化させる糖化とは?

育毛の敵となる糖化と酸化の違い?頭皮の老化現象を防ぐにはコレ!

糖化とは、タンパク質や脂質が糖と結びつく現象。

血中に余分な糖があるとタンパク質などと結びついてしまい、老化を促進させる
悪玉物質AGEs(蛋白糖化反応最終生成物)が生成されます。

このAGEsは体内に蓄積されやすく、体全体の老化を促進させるので
肌のハリや弾力を奪い去り、シワやたるみの原因になります。


糖化が起きる原因!

体内の過剰となった糖分が原因で起きるので、血糖値の急激な上昇が問題。
食事をすれば必ず血糖値が上がりますが、正常に戻そうとインスリン
(血糖値を下げるホルモン)が分泌されるため、過度に上昇しなければ大丈夫。

問題なのは、早食いやご飯やパンから食べると一気に血糖値が上昇し、
処理が間に合わなくなって糖がタンパク質と結びついてしまいます。

特に、インスタントラーメンやフライドポテトなどのGI値の高い食品は、
高血糖を招く原因に。肌の老化だけでなく、体の各器官を劣化させます。


糖化を防ぐには!

血糖値の急激な上昇を抑えるには、ご飯の前に先に野菜を食べると
緩やかに血糖値が上昇するため、糖化を抑えられます。

食材では、タマネギやお酢が血糖値を下げるのに効果的。

食物繊維には糖の吸収速度を遅らせる作用があるので、
食物繊維を多く含んだ食品をとる。食物繊維を多く含む主な食品は、

ごぼう、かぼちゃ、きのこ類、海藻類、こんにゃく、切干大根、青汁など。

また、天然のインスリンとして注目されている菊芋には、
血糖値を下げる効果が確認されています。
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老化させる酸化とは?

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呼吸で取り込まれた酸素のうち、2%くらいは活性酸素となり、
細胞を攻撃して傷つけてしまい、細胞活動が低下していき老化が進みます。

齢を重ねるにつれ、老化していくのは体の酸化が原因ともいわれており、
人によって老化の速度が違うのは、過剰に増えた活性酸素によるもの。

活性酸素には、体内に侵入した細菌やウィルスを撃退するといった働きがあり、
体にとっては有益なものですが、増えすぎると正常な細胞まで攻撃してしまう。

髪の土壌となる頭皮が活性酸素により老化すると、ブヨブヨとたるんだり
硬くなったりして髪が育ちにくい環境になります。


活性酸素が過剰に増える原因!

活性酸素は、紫外線、大気汚染、ストレス、食品添加物、タバコ、飲酒、
残留農薬、激しい運動などで体内にどんどん溜まります。

呼吸しても溜まるのですから、溜めないようにすると同時に
取り除いてやることが大切。

ちなみに髪は、18種類のアミノ酸で構成されていますが、
活性酸素の除去に働くアミノ酸も含まれているため、
そちらに髪の材料となるアミノ酸が大量消費されると、髪にも悪影響がでます。


酸化を防ぐには!

抗酸化物質を多く含む「カロテノイド」や「ポリフェノール」の摂取が有用。

代表的なカロテノイドでは、トマトに含まれる「リコピン」や
鮭に含まれる「アスタキサンチン」がとくに抗酸化作用が強い。

ポリフェノールでは、お茶に含まれる「カテキン」や
大豆食品に含まれる「イソフラボン」、タマネギに含まれる「ケルセチン」など。




最後に!

糖化は余分な糖分によるもの。酸化は活性酸素により老化を
促進させるものですから、育毛には天敵ですね。

日頃からどちらにも対応して、若々しい頭皮を保ちたいものです。
体の糖化、酸化防止にはタマネギがいいですが、毎日食べるのは大変。

毎日いちばん簡単にとれる効果的な食品はお酢。

とくに黒酢には強い抗酸化作用があり、ビタミンやミネラルも
たっぷり含んでおり、アミノ酸含有量は一般の酢の4倍なので、育毛に効果的です。



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