生え際から薄くなるMハゲは、ポツポツ短い毛が生えることはあっても、
フサフサに改善できる確率がきわめて低いですね。
絶対ムリという事ではないですが、Mハゲが進んでいる状況であれば、
できれば生え際に少しでも効果的な育毛剤を選びたいもの。
最近「フィンジア」を試していることもあり、「リアップX5」を
3年以上使ってきた経験からどちらがM字ハゲに効果的に思うのか?
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配合成分の効能で比較!
生え際から薄毛が進行してしまうポイントは2つ。
・毛細血管が少ない部位なので、血行が悪いと必要な栄養分が
毛根に届かなくなりどんどん毛根が劣化してしまう。
・AGA(男性型脱毛症)の原因酵素であるⅡ型5αリダクターゼが、
生え際にはとくに多く潜んでいるから。
Mハゲには、この両方にアプローチできなくては対抗できない。
というより、進行を食い止めることも難しくなります。
リアップX5の効能は血管拡張作用だけではなく、発毛指令をだす
毛乳頭細胞を元気にするFGF(細胞増殖因子)を増やすので
毛包が大きくなり発毛が促されます。
そういった事から、Ⅱ型5αリダクターゼが少ない頭頂部の薄毛であれば、
かなりの効果を示しますが、その反面、Ⅱ型5αリダクターゼが
多く存在する生え際には効果が薄い。
フィンジアに含まれるキャピキシルは、5αリダクターゼの働きを阻害する
というよりも、男性ホルモンの過剰を抑えて髪の成長にストップをかける
DHTの生成を抑制する働き。
同時に、元気をなくした毛包を強くして髪の成長期を伸ばす効果。
結果的に5αリダクターゼの影響を避けてに発毛を促すというもの。
血流改善には秀逸な「センブリエキス」や「ビワ葉エキス」が含まれており、
生え際の血行を促します。
ちなみに、男性ホルモンの過剰を防ぐ「ヒオウギエキス」も含まれており、
キャピキシルと相乗効果が狙えます。
そういった理由から、リアップX5よりフィンジアのほうが生え際に対しては、
秀逸な育毛剤に思えます。
浸透力で比較!
フィンジアのカプサイシンを用いた「SPEテクノロジー」理論は、
どのくらい浸透力を高めるものなのか未知数ですが、
実際に塗布してみると、ピリッとした刺激があり、
毛穴が開いている感じがします。
リアップX5の刺激は、有効成分ミノキシジルによるものなので、
毛穴が開くプロセスとは違います。
皮脂量の多い方であれば、リアップが弾いてしまって頭皮への浸透が
低くなりますが、個人的にはリアップX5の浸透力が低いとは感じていないので、
脂性以外なら同じくらい頭皮へ浸透するように思います。
脂性の方ならプロセスからして、浸透力が優れているのはフィンジアですね。
副作用で比較!
薄毛は完治するものではないですから、長期的に利用しても体への
負担が少ないものがいいですね。
リアップX5は第1類医薬品ですから、どうしても副作用が出る人がいます。
個人的には、
・血圧が下がる。
・動悸がする。
といった副作用ですが、詳細はこちら
一般的に多いのが、頭皮のかゆみやかぶれ。フィンジアは頭皮に
刺激を与えるものなので、かゆみが出ないか少し心配でしたが、
10日使っても大丈夫ですから、この点もリアップより優れています。
コストで比較!
価格:6,867円~7,612円(税込) 容量:60ml 1ヵ月分
価格:9,980円~12,800円(税込) 容量:50ml 約1ヵ月分
リアップX5は、定量塗布タイプなのでちょうど1ヵ月分ですが、
フィンジアは1回5~10プッシュなので、塗布する量によってバラツキが出ます。
価格が3,000円以上も違いますから、コスト的にはリアップX5のほうが
容量も若干おおく優勢ですね。
まとめ!
リアップX5とフィンジアを比較すれば、
M字ハゲにはフィンジアのほうが優勢だと思います。
あくまで想定される効果を踏まえての比較なので、
複雑な要因がからみあって引き起こされる薄毛の改善を
保証するものではないので注意。
個人的にはリアップX5で生え際の改善ができなかったので、
それよりも期待できる要素を秘めたフィンジアに期待したいですね!