前兆がなく、いきなりハゲてしまうことはないのですから、病気でも何らかの
前兆があるもの。そのサインを見逃せば重症化するのは、薄毛も病気も同じ。
薄毛が進行してから改善を目指すのはかなり難しい。
しかし、早めに対策を講じて進行を防ぐだけでも、
10年後はまったく違ってきますし、とても簡単ですね。
それには薄毛の前兆となる症状を知ることが大切。
誰でもムダなことはしたくないですから…、
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髪に不安を抱え始めるのは20代!
参照元:HAIR MEDICAL
男性が薄毛に悩みだすのは30~40代といったイメージですが、
自分の髪に不安を持っているのは、もっと若い20代がもっとも多い。
ハゲの危機意識は20代からすでに高まっていますが、
あるアンケート調査によれば、何らかの薄毛対策を始めるのは30代が
もっとも多いという結果。
その70%以上の人が対策しているようです。この時間差が薄毛の改善を
難しくしているのでは?
その対策の内訳は、育毛剤がもっとも多く、次にシャンプー、頭皮マッサージ、
食事の順に対策をしているようです。
ある程度薄毛が進んでから対策を始めるより、病気と同じで予防が
いちばん簡単な対策、次に早期に対策。
その為には、薄毛の前兆となるサインの見極めがかなり重要ですね。
頭皮が硬くなってきている!(薄毛のサイン1)
薄毛の人の頭皮は硬い方が多いので、頭皮が硬いと将来薄毛になる確率が高い。
理由は血行が悪い、真皮の70%を占めるコラーゲンの量が少ないなど
様々ですが、どちらにしても頭皮環境が良くないですね。
さらに、以前より頭皮が硬くなってきている方はかなり危険。
健康な髪が育つためのこれらの条件が悪化しているので、髪が抜けやすくなります。
また、頭皮が赤いのも黄信号。血流が悪くなったことにより、
細胞の活性が鈍くなって新陳代謝が低下している状態。
それにより、古くなった角質がいつまでも残り、頭皮が硬くなったり
荒れた頭皮になったりと髪が育ちにくい頭皮となります。
原因と対策はこちら⇒ 頭皮が硬いのは血行不良?だから薄毛!
頭皮がかゆい! (薄毛のサイン2)
頭皮のかゆみは、必ずなんらかの原因が潜んでいます。
その根本的な原因には、抜け毛を増やして薄毛を進行させる要因が多い。
かゆみがどんどん強くなる場合は、眠っている無意識の時に
掻きむしっていることも考えられるため、頭皮を傷つけて炎症を起こしていることも。
根本的な原因にアプローチせず、自然治癒に任せて放置すれば
髪が抜けやすい頭皮に移行していきます。
詳細はこちら⇒ 頭皮のかゆみの原因と対策!
頭皮がベタついて脂性のフケが多い!(薄毛のサイン3)
皮脂の分泌が多いと、酸化皮脂となり毛穴周辺を固くしてしまい、
毛穴を塞いでしまうことも。バイ菌も繁殖しやすく、吹き出物ができるなど
髪にとっては劣悪な頭皮環境。
また、乾燥したフケより脂性のフケが多いと、脂漏性皮膚炎を
引き起こすこともあり、抜け毛が増える原因に。
抜けた髪の根元が丸くふくらんでいない!(薄毛のサイン4)
正常な抜け毛は、根元がマッチ棒のように丸くふくらんでいる。
根元のふくらみがなく、直線的になっている抜け毛が多くなると
薄毛に向かっています。
根元の膨らみがないということは、髪の栄養が不足していたり
ヘアサイクルが乱れている状態なので、要注意ですね。
細く短い抜け毛が多い!(薄毛のサイン5)
抜け毛が多いと心配になりますが、1日100本以内なら正常の範囲。
それよりも、細くて短い毛がたくさん抜けるようなら危険。
細くて短い毛は、まだ生え始めたばかりの若い毛。
雑なケアから、誤って引き抜いてしまう場合もありますが、
こうした抜け毛が多くなると、ヘアサイクルが短くなっている可能性が大。
既に薄毛が進行している方に多い抜け毛ですから、
早急に何らかの対策をしないと、経験からも薄毛を進行させてしまいます。
最後に!
薄毛はある程度進行してからでないと、なかなか対策を講じないもの。
ですが、ある程度そのリスクが前もってわかっていれば、
労力やコストをかけてでも、何らかの対策をしようと考えるもの。
薄毛の前兆を見逃さず、早めに薄毛対策をすれば去っていくハズだった髪が、
残ってくれる可能性が高くなります。
しかし、その対策が少しズレていても薄毛が重症化することも。
偏った食生活や睡眠不足、遺伝、ストレスなど、様々なことが原因となりますが、
その対策として、いちばん多い育毛剤の利用がもっともおすすめですね!
また、頭皮の病気にも注意!その際は、早めに専門医の診察を受けましょう!