福山雅治、妻夫木聡、ローラなどの多くの芸能人が実践しているといわれる
「タモリ式入浴法」。肌がキレイになり、イヤな体臭も防げるそうです。
その効果は実践者が実証済みなので、お湯で洗髪すれば髪にも良い効果が
期待できるのは確かですが、間違った方法、向かない方が実践すると、
逆効果になることもあるようです。
育毛のために実践する湯シャンのポイントをまとめてみました!
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いきなり湯シャンだけにするのはNG!
今までシャンプーをして皮脂を十分にとっていたので、
皮脂はそれにあわせて分泌され続けますから、
いきなり湯シャンだけにすれば、頭皮はべたつき、痒みが生じることもある。
湯シャンを始めるにあたって、
シャンプーは2日に1回の頻度に落とすことから始める。
次は3日に1回といったように、徐々にシャンプーを減らしていくことが
うまくいく秘訣。
肌のターンオーバーはおよそ28日といわれていますから、
皮脂の分泌量もそれにあわせて減っていくハズ。
ですから、1ヵ月くらいかけてシャンプーをゼロにすることが、
湯シャンのベストな切り替えです。
また、今までの洗髪の頻度をいきなり減らすことのもNG。
徐々に湯シャンに移行することが大切です
適温で湯シャンを行うことが大切!
38℃くらいのぬるま湯で、時間をかけて丁寧に洗髪することが重要。
熱めの湯で洗髪すれば、頭皮が刺激されてすっきり汚れが落ちた気になりますが、
メントールの強いシャンプーのスゥ~っとするスッキリさっぱり感と同じで、
敏感な頭皮に刺激をあたえて、皮脂の過剰分泌を招くだけ。
気持ち良いことと、頭皮に良いことは一致しないですから、
ぬるま湯で行いましょう!
時間をかけることも大切!
さすがにシャンプー使用時と同じ時間では、汚れが残ることがあるので、
丁寧に時間をかけて洗髪することが重要。
もちろん、爪は立てずにゴシゴシ擦るのではなく、
指の腹で頭皮を揉むように洗う。
皮脂やホコリなど、頭皮に付着した汚れくらいであれば、
水そのものの洗浄力だけでほとんど落とすことができますから、
丁寧に洗うことが大切です。
湯シャンに向く人と向かない人!
湯シャンは、誰にでもよい効果をもたらすわけではないようです。
湯シャンに向く人は、
頭皮が乾燥しやすくなっている乾燥肌の人!
髪の土壌となる頭皮が乾燥しきっていては、潤いのある健康な髪が
育たないですから、皮脂のとり過ぎで頭皮の乾燥を招いている方に効果的。
頭皮の乾燥からの頭皮の荒れや、パサついた髪の改善が期待できます。
またベタついた頭皮でも、皮脂のとり過ぎが原因で皮脂の過剰分泌を
招いている可能性があるので、頭皮のベタつきから解放されるかも。
さらに、頭皮を守ってくれる常駐菌が減り、バイ菌の繁殖によって
フケが多くなっている人も、改善される可能性がありますね。
湯シャンに向かない人は、
整髪料を使う人、時間がない人!
ワックスやスプレーなどの整髪料を利用している場合、
髪にまとわりついた油分までは、湯シャンで落とすのは難しい。
また、日頃から仕事などで頭に油が付着しやすい人も同じです。
湯シャンはシャンプーより時間を必要とするため、忙しくて時間がない人も
雑な洗髪になって、髪や頭皮に逆効果となります。
最後に!
湯シャンによって皮脂の分泌が抑えられれば、
それまで皮脂分泌のために消費されていた栄養素が、
髪にまわされることになり、抜け毛や薄毛の予防になりそうです。
湯シャンを毎日続けた場合、効果が実感できるまでには短くて半年、
長くて1年程度だそうです。
慣れて効果を感じるまでに手間や時間がかかりますし、
最初は痒みが生じることもありますが、
頭皮の乾燥や荒れが気になる方は、試してみる価値はありそうです!
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