薄毛・脱毛の前兆の可能性が高い症状


薄毛・脱毛の前兆の可能性が高い症状

薄毛・脱毛には必ずその兆候があるものです。

その前兆にいち早く気付いて対策すれば、薄毛の進行を抑えることが出来ますが、前兆に気付かずまたは、気付いても何も対策しなければ、アッという間にハゲ、

そういった方も多いようです。

薄毛が進行してから、ミノキシジル(リアップなど)やフィナステリド(プロペシアなど)で発毛に挑戦しようと思っても、すべての人に発毛効果があるわけではないですから、注意深く前兆となる症状をチェックすることが大切です。


失った髪は戻ってきませんから、薄毛・脱毛の前兆となる症状をあげてみました。よろしければ参考にして下さい。

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抜け毛が多い

抜け毛の増加は、「もしかしてハゲになるのでは?」と誰もが不安になる症状ですが、季節によっても抜け毛の量は違います。

基本的に秋はもっとも抜け毛の多い季節ですが、それ以外の季節で抜け毛が多くなったら要注意。

1日のうちで、髪の毛がもっとも抜けやすいのは、洗髪時ですからシャンプー後、排水溝にたまる抜け毛の量をたまにはチェックしましょう。

成人男性の平均的な抜け毛本数は、150100本程度と言われていますが、これには個人差があると思います。

私の経験上、20代の頃は髪の量が多くフサフサでしたが、髪をかきあげれば10本ぐらいは指に抜け毛がついてくるほど、抜け毛の量が多かったおぼえがあります。

もともと抜け毛が多い人は、髪の成長期(3~5年)の周期が短く、抜けた毛根からまた正常に髪が生えればいいのですが、それが何かの原因で生えなくなった場合に薄毛。

その確率は高いと思いますから、もともと抜け毛が多い人は要注意です。


頭皮が以前より硬くなった

弾力のない硬い頭皮は、血行が悪くなりやすい。

頭皮の硬さも個人差がありますが、以前より硬く感じたり、弾力がなくなったりした場合は要注意。

頭皮の毛細血管に血液があまり行き届いていないことで、柔軟性がなくなります。またブヨブヨした頭皮も、老廃物の排出がスムーズに行われていない可能性があり、注意が必要です。

頭皮の硬さは部位によって異なりますが、頭頂部・前頭部をチェックしてみましょう。

・指の腹で頭皮をかるく押す。

・指で頭皮を前後に動かす。

その時に硬く感じる・痛みがある・可動性がないようなら要注意です。


毛髪の異常

正常なサイクルで抜けた毛髪は、太さがほぼ均一で根本部分が膨らんでいます。

ところが、膨らんでいるはずの根本部分が、あまり膨らんでいないといった抜け毛が多くみられる。

または、抜け毛の中に細くなっている部分、楕円のように太くなっている部分など、いびつな毛髪が混ざっている。

そういった場合は、毛根が正常ではない可能性があり、毛母細胞の活性が低下していることが考えられます。


フケとかゆみ

フケは、新陳代謝によって頭皮の角質細胞が剥がれることで出るもので、それ自体は問題ありません。

しかし、フケが以前より多くなった。または頭皮にかゆみを感じるといった症状のある人は注意が必要。

フケが多くなるということは、頭皮に何らかの異常が発生している可能性が高いと考えられます。

頭皮には、皮脂を食べてくれる常在菌がいますが、皮脂の分泌が増えると、それを好む常在菌が増殖します。

増殖した菌が頭皮を刺激し、皮膚の新陳代謝の周期が短くなり、フケが多くなります。多量のフケが皮脂や汗と混ざることで、頭皮に炎症を起こす細菌やカビが繁殖しやすくなり、かゆみを引き起こします。


まとめ!

薄毛・脱毛の前兆は以下の原因が考えられます。

毛周期の短縮化

血行不良

頭皮環境の悪化

毛母細胞の低下

成人男性の脱毛は、95%がAGA(男性型脱毛症)と言われていますが、その他にもストレス・悪い生活習慣・偏った食生活なども、脱毛の原因になります。

薄毛が進めば、育毛剤・育毛シャンプーなどの育毛商品に頼ることも必要になりますが、脱毛の前兆に気付いたら外側のケアよりも、内側のケアを優先することの方が重要に思います。