コーヒーは薄毛の敵、味方?コーヒーと薄毛の関係!



「コーヒーは抜け毛を減らす効果がある。」
反対に、「コーヒーは抜け毛を増やす。」
そういった噂を聞きますが、果たして本当のところはどちらなのでしょうか?
また効果があるのなら、どの程度の育毛効果があるのでしょう。

私自身、毎日コーヒーを2杯以上飲みますから、いったいコーヒーの何が育毛に
良いのか、悪いのか気になり調べてみました。

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コーヒーの育毛効果!

【血行促進作用】
コーヒーには、血行促進作用がある「クロロゲン酸」というポリフェノールが
含まれています。

栄養を運ぶための血流が良くなれば、頭皮の血行もよくなり、毛母細胞の
栄養不足が原因で、薄毛・抜け毛を招くことがなくなります。


【男性型脱毛症を抑制】
その他にもコーヒーには、AGA(男性型脱毛症)を抑制する効果があると
言われています。

AGAの原因と言われているDHT(ジヒドロテストステロン)は、汗や尿を介して
体外へ排出されます。

コーヒーに含まれる「カフェイン」は、利尿作用がありますから、その作用が
血液中の脱毛ホルモンDHTを体外へ排出させることが出来るので、AGA対策に
効果があるそうです。



コーヒーは髪の成長に大切な睡眠を阻害する!

コーヒーは髪の成長に大切な睡眠を阻害する!

「クロロゲン酸」の効果は、時間がかぎられています。
コーヒーを飲んで、30分ほどで体内にて働き始めますが、3時間ほどで
効果が低下します。

この事から、血行促進作用を最大限に受けるには、コーヒーを15杯以上
飲まないといけないことになりますが、コーヒーに含まれる「カフェイン」には、
脳を覚醒させる作用がありますから、「カフェイン」を摂取し過ぎれば、睡眠が
阻害されます。

髪が成長するのは睡眠中ですから、コーヒーの飲み過ぎは髪の成長に悪影響を
及ぼします。

食後のコーヒーは亜鉛の吸収を下げる!

食後のコーヒーは亜鉛の吸収を下げる!

食事から摂取したタンパク質が、毛髪として生成されるには亜鉛が必要と
なりますが、コーヒーに含まれる渋みを感じさせる成分「タンニン」は、
亜鉛の吸収率を下げてしまうのです。

現代人が不足しがちな亜鉛は、体内で様々なところで消費されるため、
育毛にはたくさん亜鉛をとることが大切。

せっかく食事から髪にいい栄養を摂取できていても、食後にコーヒーを
飲むことで、毛髪の生成に欠かせない亜鉛の吸収を下げてしまっては、薄毛・
抜け毛に繋がります。



コーヒーは体を冷やす!

コーヒーは体を冷やす!

寒い地域でとれる食べ物には体を温める作用、暑い地域でとれる食べ物には
体を冷やす作用があると言われています。

コーヒーは南国のものですから、暖かいコーヒーを飲んだとしても、
体を冷やしてしまう。

コーヒーを飲んだ後に、たまにお腹の調子が悪くなるのはそのせいかも…。
冷えは当然育毛に良くないですから、コーヒーの飲みすぎは要注意。


まとめ!

コーヒーには育毛にいい面もありますが、1日にたくさん飲むと
育毛に悪影響。

眠りを妨げる。

亜鉛の吸収率を下げる。

体を冷やす。

個人的には、コーヒーで育毛は期待できない。
このように思いました。

ちなみに、紅茶・緑茶・ココア・コーラなどにも含まれている
「カフェイン」の脳を覚醒させる作用は、5時間くらい続くと
言われていますから、就寝5時間以内に飲むことは控えましょう。

薄毛、抜け毛の悩みにはこちらの食材がいいですね。