今年の夏も暑くなりそうですから、頭皮を清潔に保つのが大変そうです。
近年は、３０度を超える期間が長いですから、それに伴い頭皮が汗で
不衛生になる期間も長くなりますので、長期間怠りなく汗対策をしないと
徐々に薄毛が進行します。
日頃、屋外で仕事をされる人やバイクに乗る人は、帽子やヘルメットを
かぶられると思いますが、頭皮が蒸れているときは雑菌が繁殖しやすくなります。
頭皮が雑菌だらけになれば、炎症を起こし抜け毛を招きます。
汗が招く頭皮の影響について考えてみました。
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汗で頭皮が臭くなる原因！
汗をかくと頭皮から嫌な臭いがしたことは、誰にでも経験あることだと
思いますが、いったいその原因は何なのでしょう。
その臭いの原因は、皮脂と汗が、整髪料やその他の異物と交じり合うことで
溜まった汚れの酸化によって発せられる臭いです。
つまり、皮脂と汗と雑菌の酸化による臭いなので、薄毛・抜け毛に注意。
帽子やヘルメットは頭皮を守るために大切なもの！
巷で、「帽子やヘルメットをかぶるとハゲになる。」とよく言われていますが、
それ自体が悪いわけではないのです。
世の中に、仕事などで帽子やヘルメットを長時間かぶっている人は
たくさんいますが、その人達が全て薄毛・ハゲということはないのですから、
帽子やヘルメットをかぶっている人でも、フサフサした髪の人はたくさんいます。
要は、蒸れた頭皮をケアすることが大切です。
特に、太陽の紫外線が強い夏は、帽子が紫外線によってボロボロになる頭皮を
守ってくれるのです。
頭皮の汗が原因で薄毛になるケース！
誤解してはいけないのが、頭皮の汗が悪いわけではないのです。
頭皮の汗は、分泌される皮脂と結合して皮脂膜をつくり、これが頭皮を
守る重要な役割を果たすのです。
汗と皮脂は、本来頭皮を乾燥や肌荒れから守る働きがあるのです。
しかし、頭皮が汗でベタベタした状態、つまり蒸れた状態のまま長時間放置すると、
汚れがたまり皮膚ダニや雑菌が増えすぎるのです。
本来皮膚ダニは、頭皮から分泌された皮脂を食べてくれる働きがありますから、
人間には大切なダニ。
ですが、頭皮の汚れはダニ・雑菌を増やしてしまい、その結果、頭皮の炎症を
招き脂漏性湿疹を引き起こしてしまう可能性があり、それが原因で脱毛となる
ケースがあります。
頭皮に汚れを溜めないために！
気温の高い日中に、帽子やヘルメットを長時間かぶる人は、意識して定期的に
頭皮の汗を拭き取り、汚れを付きにくくすることが大切です。
もっとも効果的なのは、毎晩の入浴時のシャンプーです。
朝にシャンプーをされる方も多いと思いますが、育毛目的なら必ず寝る前に
するべきです。
なぜなら、髪が育つのは寝ている間ですから、その時毛穴が汚れで塞がっていては、
毛根が酸欠状態になり、抜け毛に繋がってしまいます。
また、少し温めの38℃くらいのお風呂で、15～20分程度湯船につかることで、
頭皮の毛穴が開きますから、その後シャンプーすれば効果的に毛穴の汚れを
落とすことができます。
暑い夏には、シャワーを浴びるだけの人もいますが、湯船につかることで
毛細血管の血流が良くなり、毛母細胞に栄養が行きやすくなる。さらに、
快眠効果もあり育毛には重要なことです。
頭皮の洗いすぎにも注意しましょう！
頭皮の汚れを取るためだからといって、シャンプーを1日に何回もすると、
逆に抜け毛に繋がります。
頭皮を守る役割のある皮脂を、過剰に洗い流すことになっては意味がありません。
また、皮脂を過剰に洗い流してしまう石油系シャンプーは避けて、育毛目的なら
アミノ酸系のスカルプシャンプーにしましょう。
私の経験上、スカルプシャンプーは頭皮のかゆみも抑えてくれます。
体質にもよりますから、個人的な意見として参考にしてください。
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