IPS細胞、薄毛・脱毛の希望膨らむ!

IPS細胞、薄毛・脱毛の希望膨らむ!

今や日本の成人男性の薄毛人口は1300万人ともいわれ、
なんと4人に1人は薄毛・ハゲで、アジアではトップ、世界でも
14位だそうです。

そんな中、薄毛・ハゲ人口を減らせる可能性が高いニュースが、
先月1月23日に飛び込んできました。
「慶應義塾大学医学部皮膚科学教室の大山学専任講師、
生理学教室の岡野栄之教授らの研究グループがヒトiPS細胞を
用いた毛包の部分再生に成功」

Journal of Investigative Dermatology電子版に公開されたと
ネットで知りましたが、この出来事の関心の高さはさすがにスゴイですね!

山中伸弥京都大教授がIPS細胞の研究でノーベル賞を取られた時から、
いずれ毛包を再生出来るようになるだろうと思っていたのは私だけではなく、
薄毛・脱毛で悩む人はほとんどの人がそう思っていたことでしょう。

いや、願っていたことかな?

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この記事を要約すると

毛髪を作る組織が毛包ですが、毛乳頭の働きによって皮膚細胞に
毛包が作られるそうです。

今回の方法は、ヒトのIPS細胞を皮膚になる手前の細胞に変化させて、
若いマウスの皮膚細胞と混合。(若いマウスには、毛乳頭と
同じような力があるようです。)

それをマウスに移植したところ、マウスとヒトの細胞が混ざった毛包の組織と
毛髪ができたそうです。

想像すると不気味な感じがしますが()

それよりも、ヒトのIPS細胞から毛乳頭を作れれば、毛包を再生させる事ができ、
毛髪も完全復活となるようです。

この研究が早く進んで、是非とも薄毛・脱毛の救世主になって欲しいものです。


課題もあるが、スゴク期待したい!

今や1300万人とも言われている、薄毛・ハゲに悩む人にとっては、
実際に商品化されるのが待ち遠しいことでしょう。

しかし、それが実現するまでに10年も待っていたら薄毛のヒトは
既にハゲ、ハゲているヒトはもうどうでもいい、

なんてことになるかもしれないですね。

商品化されても値段が高くては…。と課題も残りますが、それでも希望を持てる
明るいニュースですね。

今後この研究の進捗状況を注意深くみていきたいですね。


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