抜け毛を予防する育毛剤とは?20代、30代、40代女性に効く育毛成分を紹介!


風邪をひいたなら風邪薬。抜け毛が多いならヘアケア商品。
誰もが考えることで間違いではありません。

ですが、風邪薬といっても「鼻水」「頭痛」「のどが痛い」など、
症状に合わせて薬局などで購入される女性も多いことでしょう。

ここがズレていると、症状の緩和くらいは出来ても長引いてしまいます。

風邪と同じで、「抜け毛の予防」や「抜け毛を減らしたい」と思っても、
選ぶヘアケア商品により「満足いかない!」となります。

女性用だからといって、20代、30代、40代、年代をすっ飛ばして
よい商品を選ぼうとしても、効く育毛成分が異なってきます。

細胞を弱らしてしまう活性酸素を除去する力や、
免疫力低下に関わる体内の酵素の減少、
女性らしさをサポートし、髪の成長も助ける女性ホルモンの減少など、

体質は齢を重ねるにつれ、次第に変化していきます。
今回は、女性の抜け毛に効く育毛成分をまとめてみました!

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ヘアケア商品は症状に合わせてしっかり選びましょう!


シャンプーであればまいにち洗髪する女性が多いでしょうから、
問題なくヘアケアできると思います。しかし、今までもそうしてきたハズ。

なのに抜け毛が多くなっているのは、
どんなに優れたシャンプーでも、抜け毛を減らす効果まで期待してはダメ。

もっといえば、過去に行ってきたヘアケアが現状の抜け毛に繋がっているのです。


もちろん、食器用洗剤と変わらない洗浄成分でつくられているシャンプーで、
頭皮が荒れて抜け毛の増加を招いているなら、
低刺激のシャンプーに替えることで、抜け毛が減る可能性はあります。

しかし、いったん髪が抜けやすい体質に傾いた頭皮を改善するには、
やはり育毛剤が理に叶っています。

なぜなら、シャンプーは洗い流してしまうモノ。

育毛剤は頭皮に浸透させるモノだからです。


育毛に不足しているモノを毛穴に届けることで、
萎縮してしまった毛包が元気を取り戻す可能性が高くなります。

それには毎日補ってやる必要があります。

育毛成分の効果は期限に限りがあり、
まいにち推奨されている回数を塗布しなければ、十分な効果が得られないです。

そういった事を踏まえて年代別に紹介していきます!



20代女性に効く育毛成分



まずは何が原因で抜け毛が増えているのか?

女性の薄毛原因はホルモンバランスの乱れといわれていますが、
20代なら女性ホルモンがしっかり分泌されています。


しかし、ストレスにより自律神経が乱れると、
睡眠時に分泌される成長ホルモンが減ってしまい、
その刺激で分泌される髪の成長に関わるホルモンも減ります。

女性の髪を支えているのは、女性ホルモンだけではないですから、
ストレスは20代女性の髪トラブルの大きな要因となり得ます。


また、結婚や出産、子育てなど、ライフスタイルの変化に心身が対応しきれず、ストレスが引き金となり体調が崩れます。

その身体のダメージはいちばん弱いところにあらわれるため、
それが抜け毛に繋がってしまいます。

よくあるのが円形脱毛症。この場合、育毛剤では効果がないので、
皮膚科を受診し、ストレスをため込まないようにしましょう。

その他にも、以下のことを見直してみると、思い当たることがあるハズです。

・いつも同じ位置で髪を束ねる

・食事抜き系のダイエット

・頻繁にヘアカラーやパーマを行っている

・シャンプー(1日に何回も洗髪する、朝に洗髪する、髪を乾かさないなど)

・劣悪なコーティング剤が含まれたリンス、コンディショナー、トリートメントを使っている

・薬による副作用

20代なら、以下の育毛成分が含まれている育毛剤を選びましょう!

ヒオウギエキス・大豆抽出物・M-034・グリチルリチン酸ジカリウム・センブリエキス・酢酸DL-α-トコフェロール



30代女性に効く育毛成分



30代になると、肌の乾燥やシワたるみなど、
老化を意識してしまう好ましくない状態が表面化してきます。

髪に隠れている頭皮にも同じことが起こっているのは確か。

ちょっとした刺激に対しても敏感になり、そのダメージが毛根に伝わり、
髪のツヤやハリが徐々に失われていくのがこの年代。

それは女性らしさを支える女性ホルモンの減少も大きな要因ですが、
老化現象を加速させる活性酸素が体内にたまりやすくなっているためです。


20代であれば、この活性酸素を除去する力が働いて、
老化を食い止めてくれているのですが、だんだん弱くなる抗酸化作用が
毛根のダメージまで取り除けなくなり、抜け毛に繋がります。

20代でも紹介した原因はもちろん、30代になるとその他にも
以下のことが抜け毛を増やす要因となります。

・紫外線対策をしていない

・体内の栄養バランスが乱れている

・睡眠時間の減少

30代なら、以下の育毛成分が含まれている育毛剤を選びましょう!

ヒオウギエキス・大豆抽出物・M-034・グリチルリチン酸ジカリウム・センブリエキス・酢酸DL-α-トコフェロール



40代女性に効く育毛成分



40代になると、さらに女性ホルモンが減ることで毛根に活気がなくなります。

女性にも男性ホルモンが存在しますが、若い頃は女性ホルモンが強く働き、
男性ホルモンを抑えています。

しかし女性ホルモンが枯渇してくると、男性ホルモンが台頭してくるため、
抜け毛や薄毛に繋がるケースもあります。

いってみれば、女性ホルモンを補うだけでは焼け石に水。

いくら外側から毛根に注入しても、女性ホルモンの働きを十分に補えないので、
女性ホルモンだけに着目した育毛剤では効果は限られてきます。


そもそも体の細胞すべてが老化に突き進んでいるため、
肌細胞と同じように毛根内の髪を生みだす細胞も老化しています。

毛根奥に存在する髪を生みだす毛母細胞に活力を与えるには、
目覚めさすための刺激が必要。

男性や男女兼用育毛剤にも用いられている育毛成分のサポートがないと、
ただ頭皮に美容液を塗るだけでは、現状維持すら難しくなります。

なので、育毛剤に含まれていないといけない育毛成分も必然的に多くなります。

また、40代になると以下のことも、抜け毛が増えてしまった要因となります。


30代のヘアケア対策のツケがまわってきた

・食事量が減ってきた

・眠りの浅い睡眠になっている

40代なら、以下の育毛成分が含まれている育毛剤を選びましょう!

ミノキシジル・M-034・キャピキシル・リデンシル・オウゴンエキス・ヒオウギエキス・大豆抽出物・グリチルリチン酸ジカリウム・センブリエキス・酢酸DL-α-トコフェロール



抜け毛予防に効く育毛成分の働き



ミノキシジル


ミノキシジルには、毛細血管を拡張して血行促進作用があります。

ただこれだけの作用では、他の血行促進作用がある成分と大差ないですが、
血管新生作用もあり毛包を大きく育ってる効果も確認されています。

ただし、女性にはミノキシジル1%のリアップリジェンヌしか推奨されておらず、
妊婦や子供への影響も確認されていないので、20代~30代の女性には
お勧めできません。

出産時期が過ぎた40代であれば、副作用を理解したうえでならおすすめできます。


キャピキシル


ミノキシジルの3倍の効果があり、副作用がない成分として人気。

しかし間違ってはいけないのが、実際の効果が3倍ではなく、
育毛シグナルが3倍なのです。

たとえシグナルであっても、そのシグナルさえ怪しくなっている40代。
より多く育毛シグナルが発せられることで、毛母細胞が目覚める可能性もあります。

ホルモンバランスを整える効果もありますし、
髪を育てる力には一定の効果が期待できるので、すでに弱体化している毛根を
正常に戻してくれます。

また、まつ毛美容液でも馴染みのある成分で、こちらもミノキシジル同様に、
40代以降の女性におすすめの育毛成分です。


M-034


M-034は厳選された褐藻エキスのこと。

ビタミンやミネラルなどを豊富に含んでいるだけでなく、
髪を支える外毛根鞘細胞を元気にするため、抜け毛にも効果を発揮します。

とくに30代以降に抜け毛が増えてきたら、髪の根元をつかんでいる
外毛根鞘細胞が弱くなっていることも考えられるのでおすすめです。

育毛効果はミノキシジルと同等といわれており、自然由来の育毛成分なので、
副作用の心配もない。また、頭皮の保湿力も高めます。


リデンシル


ミノキシジルとの毛包成長の比較試験では、2倍の育毛効果が確認されています。

その育毛要因となるのが、リデンシルの2つの作用。

一つ目は、特許取得分子「DHQG」がバルジ領域の幹細胞の活性をうながし、
髪を生みだす毛母細胞の分裂を後押しする作用。

もう一つは、安定化ポリフェノール「EGCG2」が、
頭皮の炎症の原因となるインターロイキンを抑制する作用。

このような作用から、発毛を積極的に促すはたらきが期待できます。


ヒオウギエキス


ヒオウギエキスには、女性ホルモンに似た働きをする
イソフラボンが含まれており、女性ホルモンの働きを補ってくれます。

なので、30代以降の女性ならヒオウギエキスをはじめとする
イソフラボンを含む成分が配合されていないと、満足いく効果が期待できません。

もちろん、20代であっても産後に女性ホルモンが激しく減りますし、
更年期以降も同じことがいえます。


大豆抽出物


大豆にもイソフラボンが含まれており、ヒオウギエキスと同様の効果が期待できます。

表記はバラバラですが、大豆○△○と表記されていれば、イソフラボンを含有。

その他にも、イザヨイバラエキスなどにもイソフラボンが含まれています。


グリチルリチン酸ジカリウム


グリチルリチン酸ジカリウムは、グリチルリチン酸2Kとも表記されている
頭皮環境を整える成分。

荒れた頭皮の修復や、ヘアケア商品に含まれる成分で炎症を起こさないように
予防する働きがあります。

抗菌作用もありフケやかゆみの緩和に力を発揮するため、
育毛剤をはじめ、シャンプーや美容商品にも含まれています。



センブリエキス


センブリエキスには血行促進作用があり、
毛根に必要な酸素や栄養を行き届かせることで、毛母細胞の活性化を促せます。

育毛剤ならセンブリエキスは鉄板ですが、
その他にも血行促進作用のある成分は多数あります。



酢酸DL-α-トコフェロール


酢酸DL-α-トコフェロールは、ビタミンEを育毛剤に配合しやすくしたもの。

強い抗酸化作用があるとされており、老化を促進させる活性酸素を除去し、
無力化するのが主な働き。

また血行促進作用もありますが、一般的には頭皮環境を整える目的で
配合されています。



年代別おすすめ育毛剤!



一般的に女性に人気のある育毛剤はベルタ育毛剤。

人気だからといっておすすめなのではなく、
やはり含まれている成分の「質」と「量」が共に理に叶っているためです。

だから口コミでも多くの女性に支持されているのですが、
年齢が高くなるにつれ、微妙な口コミが多く見受けられます。

年齢によって、サポートの必要なところが少しずつ違うので、
ミスマッチがおきます。

ミスマッチを避け、本来のボリュームのある髪をとり戻しましょう!


20代女性



30代女性


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